漢方News

お電話でのご予約:092-263-3590

電話受付;9時~17時

漢方相談;10時~18時 日・月・祝日定休

RSS

「かけ橋」の記事一覧

肛門周辺にしこりがあり、膿や血が出る時がある_「かけ橋」掲載分

肛門周辺にしこりがあり、膿や血が出る時がある。病院へは行っていないが相談だった。糸練功で慢性化した化膿の状態を確認する。調べてみると、化膿の状態が出現していた。肛門内部に化膿層が拡がり、膿の通り道となるろう管が出来る疾患である。内部に拡がるほど抗生物質が効きにくくなり、外科的な手術でしか治す手段がないとされている。

中学生の頃から患っていて長く苦しまれていた_「かけ橋」掲載分

30代の男性より相談を受けた。中学生の頃から患っていて長く苦しまれていた。東洋医学では「水毒」の状態である。もう少し細かく分類すると「溢飮(いついん)」の状態になる。「溢飮(いついん)」は名前の如く、水分が多く溢れている。(涙、鼻水、痰、汗、浮腫・・・等)加えて「溜飲(りゅういん)」=胃内停水を呈している場合もあるのだが、その場合は「水毒」がかなり強い状態になる。漢方治療では、小青竜湯や苓甘姜味辛夏仁湯を用いて「溢飮(いついん)」を改善する。

喉が炎症を起こすと高熱を伴い、子供にとっても非常に辛い_「かけ橋」掲載分

6歳男児の母親から相談を受けた。喉が炎症を起こすと高熱を伴い、本人にとっても非常に辛い状況となる。中には、腎炎を併発する場合もある。腎臓への影響はウイルスだと推測されるが、東洋医学では、腎臓も同じ「腎・膀胱経」に属する。その為、腎炎が起こると考えられる。

夏でもズボンの下に保温着を着るほど冷える_「かけ橋」掲載分

朝方の血圧が高い婦人から相談を受けた。顏は火照るのだが、夏でもズボンの下に保温着を着るほど冷える。その他、心臓肥大、動脈硬化も併発されている。東洋医学的に、「朝方の血圧上昇」と「脳動脈硬化」は釣藤散証の特徴である。釣藤散は、動脈硬化を改善する漢方薬として学会報告がされており「五志の憂」が原因となる。

胃弱・少食・下痢・夏バテ・脊中側湾症などの症状_「かけ橋」掲載分

お困りの婦人から相談を受けた。相談中も、10秒に1回ずつ「ゲボッ、ゲボッ」という音が出ていた。その他、胃弱・少食・下痢・夏バテ・脊中側湾症などの症状を訴えられていた。状態に証を捉えた。この漢薬で下痢や食欲不振も改善すると思われた。体力をつける体質改善も併せて取り組む事とした。

副腎皮質ホルモンが効ききらない_「かけ橋」掲載分

50代後半の女性より相談を受けた。夕方になると微熱が出る。17年前から、夕方に37度前後の微熱が出る状態が続いているとのこと。病院での検査は特に異常はなくこれといった治療法は無かった。東洋医学では、夕方の微熱は「少陽病位の熱」になる。相談を受けながら、原因不明の発熱を改善する事は出来ると確信した。

多発性筋炎の女性の相談を受けた_「かけ橋」掲載分

多発性筋炎の女性の相談を受けた。女性は15年ほど前より悩み、現在病院でプレドニゾロンの内服を受けている。体重40Kgで痩せ形、眼瞼結膜は白く、口乾が有り、舌診は裂門があり脾虚を呈している。不眠症も訴え安定剤を服用しているとの事。漢方治療から4ヵ月後、筋炎の症状はやや落ち着きだしている。股関節の痛みも安定してきている。

4ヶ月後に結婚を控えていた20代男性_「かけ橋」掲載分

4ヶ月後に結婚を控えていた20代男性から相談を受けた。精力の衰えに悩んでいる。勃起はするけれど、持続力がない。朝立ちは半年以上記憶がない。特にここ最近1ヶ月は特に酷い。とてもご不安なご様子だった。糸練功で確認した所、0合に腎虚あり。肉体の蓄積疲労だけでなく、ストレスとの関係もあるように思われた。