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「漢方理論・糸練功」の記事一覧

五臓六腑

漢方医学では「五臓・六腑」という内臓の分類概念を、人体の生理的機能単位の分類方法として用いている。概念は本来は解剖学的な内臓の認識から発展したものなのであろうが、単に解剖学的な内臓の概念の範疇を越えて、人体の生理的機能や精神活動まで、それぞれの臓腑の機能による働きとして捉え、説明がなされている。

薬味に対応する経穴を使った治療の試み

昨年は「漢方薬の証に対する鍼灸治療の試み」として、糸練功を使って薬味の作用に対応した経穴を見付け、その経穴を組み合わせる事で漢方薬の証に対しての治療の試みを行いました。今回は薬味の作用に対応した経穴に金粒、銀粒を貼る事で改善効果を高める試みを行いました。

漢方の魅力について

西洋医学では、治りにくい病気や西洋学では諦められている病気が治るというのが漢方の魅力の一つになります。去年の論文でお伝えしました肺MAC症も西洋学では治らない病気の一つと言われています。今回の論文では、東洋医学で治すことが出来る病気についてお伝えできたらと思います。

糸練功上達の鍵

漢方家は誰でも問診を重要視していると思います。問診は患者様の情報から、より正確な証を導き出す為の大事な篩いになります。その篩いに掛けた物の中から選び出す為の糸練功について考えてみます。

五色・五行説で考える甘麦大棗湯の働き

東洋医学・漢方で言う「心」の五味は「苦」。五色は「赤」。味で考えるか、色で考えるか、どの物差しで考えるかによって治療法(攻め方)が異なって来る。「心」の正常化を色の物差しで考え、五行説の相生関係(「肝」と「心」の関係)に当てはめた時、「心」に属する大棗の独特の働きが見えて来る。

X-交差治療法

漢方治療において、間中四分画診断は、臍を中心として帯脈と任脉で腹部を四分画にする。身体に異常があると、四分画の上下・左右いづれかで信号を発し、2箇所が陰証、2箇所が陽証の信号を発し対立性である。間中善雄先生に師事された故入江正先生は、間中四分画診断を現在の治療法が完全であるかどうか、最終確認として用いられ我々にも推奨された。

医学の中の糸練功

漢方治療において、糸練功は、大村恵昭先生発案のOT(オーリングテスト)を起源として故入江正先生が開発された入江式FT(フィンガーテスト)より進化発展してきた技術である。発展の経緯を知ることにより今後の展望や方向性、可能性を知ることが出来る。

先表後裏理論に基づく新治療法

一般的に、漢方薬局・薬店では、相談を受けた患者さんに対し切診を除く問診・聞診・望診(舌診を含む)を行い漢方薬を選薬している。それら三診に加え医療気功の外気功(1800年前、扁鵲が行っていた「糸脈診」)である糸練功を用いることにより、証(東洋医学的な体質・症状)を判定し、漢方薬分量を0.1g単位まで見極め取り組むことが出来るようになる。

糸練功の開発と発展

縁あり現代薬理学の世界から漢方に触れ、東洋医学の不思議さと魅力に溺れ26年が過ぎた。糸練功に出会い新しい治療法を開発できる能力を身に付けたとき、長いジレンマのトンネルから抜け出せるかもしれないという希望が自分の中に生まれた。